6月の若竹通信
おむつとパンツ
今では「おむつ」と言えば紙おむつですが、昭和の終わり頃までは布おむつでした。紙おむつが出てからも、初期のものは高価だし、すぐはみ出すし、一度着けてしまうと着け直しができないしで、現在の紙おむつのように便利なものではありませんでした。ですので、親にとっては「子どものおむつ卒業」は、少しでも家事(と出費)を減らすために重要なことでした。
現在の紙おむつはとても便利で、その分、パンツで漏らされてしまうことに対する恐怖感のようなものが強く感じられるかも知れませんが、親が「パンツにするぞ」という意思をもたなければ、子どものおむつが取れることはありません。幼稚園でおむつを取ろうとしても、土日をずっとおむつで過ごしてしまうなど「家ではずっとおむつ」ではいつまでもパンツにはなれません。
あとひと月もするとプールが始まります。できることなら、それまでにおむつを卒業し、皆が大きなプールで遊んでくれればと思っています。
夏の発表会の練習
7月5日(土)に夏の発表会があります。ゴールデンウィーク明けから、各学年とも放課後に先生が集まって、いろいろな曲を聞いてみたり振り付けをやってみたりと、演目の選択に力が入っていました。
6月に入ると、こちらの教室、あちらのホールと園児さん達が練習している姿が見られます。園長は役得で全クラスの練習を見せてもらいますが、本当に楽しいです。事務室で声や音だけ聞いていてもそれなりに良いのですが、園児さん達の楽しそうな、それでいて一生懸命な表情を見ながらのお遊戯や歌は最高です。保護者の皆様も7月5日の本番をお楽しみに!
梅ジュース
春先にはきれいな花を楽しませてくれた園庭の梅が、初夏になり大きな実をいっぱいに付けました。風が強かった夜の次の朝は、地面にいくつもの実が落ちていて、園児さんが嬉しそうに拾ってくれました。それでも、まだたくさんの実が木に残っていたので、先日、先生と園児さんが協力して実を取り、ロッカー室の大きなガラス瓶にたっぷりの砂糖と一緒に入れて、梅ジュースを作っています。6月の第2週くらいにはできあがり、みんなで美味しく飲める予定です。(もし、アレルギー等のご心配があればご連絡下さい。)
かがくタイム
今年も年長さんは月に1回ペースで「かがくタイム」があります。第1回が5月20日にあり、年長さん達は夢中で鏡の謎に迫りました。
かがくタイムがあった日はお土産を持って帰りますので、お子様達から教えてもらう体でたっぷりと話を聞いてあげて下さい。自分が見た、聞いたことを他に人に話すことで、考えがまとまり、知識も定着します。また、説明することの練習にもなります。
絵本紹介
不思議なタイトルの絵本です。表紙の絵を見ると、ドーナツの右上からチョコレートソースがたれていますが…。
ドーナツにチョコレートをかけて、チョコレートドーナツにして食べるようです。美味しそう。
でも、ちょっと待ってください。かけすぎで、たれていますよ! おやおや、たれているのが止まりません。
アイスクリームやクレープなど、次々にチョコレートをかけていますが、まだまだたれています。いったい、いつまでたれているのでしょう。
くわのみ書房(tel&fax047(5642)6146)那須庸仁