7月の若竹通信
以前は、「日本には四季がある、というけれど梅雨も入れて五季ではないか」くらいに思っていたのですが、最近は梅雨だけでなく、春も秋も夏に吸収されて二季なんじゃないかという気がします。
早くも夏バテ
梅雨に入る前も真夏日、梅雨入りしてからも真夏日と高温多湿の気候が続いています。元気いっぱいの園児さんも、知らず知らずのうちに疲れがたまってしまいます。
特に年少さんは4月に入園してから約3ヶ月。新しい環境での緊張感がうすれ、隠れていた疲れが表に出てくることの多い時期です。発熱などの症状が無くても、お子様に疲れが見えるときはたっぷりと休養させて下さい。
お泊り会
夏といえば年長さんのお泊まり会です。お母さん、お父さんから離れて、お友達と幼稚園に泊まるのですから、多くの園児さんにとってはどきどきわくわく、幼稚園時代最大のイベントだろうと思います。
1日目は午後からたっぷり遊んで、カレーを食べて、また遊んで、花火を見てと盛りだくさん。夜になったら恋バナか枕投げ、なんて余裕はなく、あっという間に園児さんはみんな眠ってしまいます。先生にとっても長い長い一日がやっと終わり、束の間の休息が訪れます。
そして、2日目の朝。ホールから1階に下りてくる子ども達の顔には自信が溢れています。「お母さん、お父さんがいないところで寝た」「夜になっても泣かなかった」「全然平気だった」「楽しかった」
当日の様子を先取りするようなことを書きましたが、要は、ご心配はいりません、ということです。子ども達には不安をどきどきわくわくの楽しさに変える力があります。ただし、急病などもあり得ますので、連絡はつくようにしておいて下さい。
1日目は午後からたっぷり遊んで、カレーを食べて、また遊んで、花火を見てと盛りだくさん。夜になったら恋バナか枕投げ、なんて余裕はなく、あっという間に園児さんはみんな眠ってしまいます。先生にとっても長い長い一日がやっと終わり、束の間の休息が訪れます。
そして、2日目の朝。ホールから1階に下りてくる子ども達の顔には自信が溢れています。「お母さん、お父さんがいないところで寝た」「夜になっても泣かなかった」「全然平気だった」「楽しかった」
当日の様子を先取りするようなことを書きましたが、要は、ご心配はいりません、ということです。子ども達には不安をどきどきわくわくの楽しさに変える力があります。ただし、急病などもあり得ますので、連絡はつくようにしておいて下さい。
年中さん
うめ組さん、ばら組さんの教室は事務室のすぐ前なので、補助金の書類作成のような陰鬱な仕事の合間にも年中さんの楽しげな声が良く聞こえます。
おでかけ
幼稚園は子ども達が社会性を学ぶ重要な場ですが、この「社会性」は主に子ども達の間でのものです。一方、夏休み中のお出かけの際、電車や商業施設、親戚の家などでは大人社会の規則やマナーが要求されます。「小さい子だから」で許される部分もありますが、少しずつ覚えていかなければ、当人も周囲も大人になって苦労することになります。
9月の遠足(年少:親子で電車に乗り川崎水族館、年中、年長:観光バスに乗り品川水族館)や10月の年長さんのお芋ほりといった園の行事でも指導は致しますが、ご家庭でもお出かけなどの機会にご指導いただきますようお願いいたします。
絵本紹介 くわのみ書房(tel&fax047(5642)6146)那須庸仁
ごちそうの木(ジョン・キラカ作、さくまゆみこ訳、西村書店、2017年8月発行)
タンザニアの昔話の絵本です。小さなノウサギが、仲間の動物たちの危機を救います。
日照りが続いて作物が採れなくなり、動物たちはお腹がペコペコ。そこに美味しそうに熟した実を付けた木が1本立っていました。
いくらゆすっても、実は木から落ちてきません。動物たちは、かしこいカメにどうしたらよいか聞きにいくことにしましたが…。
絵はタンザニアで生み出されたポップアートの技法「ティンガティンガ・アート」で描かれています。素朴ながら色鮮やかでインパクトがあります。
タンザニアの昔話の絵本です。小さなノウサギが、仲間の動物たちの危機を救います。
日照りが続いて作物が採れなくなり、動物たちはお腹がペコペコ。そこに美味しそうに熟した実を付けた木が1本立っていました。
いくらゆすっても、実は木から落ちてきません。動物たちは、かしこいカメにどうしたらよいか聞きにいくことにしましたが…。
絵はタンザニアで生み出されたポップアートの技法「ティンガティンガ・アート」で描かれています。素朴ながら色鮮やかでインパクトがあります。