2月の若竹通信
正課の参観
1月には各学年の正課を参観して頂きました。普段の、担任の先生との活動とは違った様子を御覧になり、どのような感想をおもちになったでしょうか。
年少さんのリトミックと年中さん、年長さんの体操は、園児さん達が身体を動かすことの楽しさを味わってもらえればと考えています。もちろん、正課以外でも園庭などで十分動き回ってはいるのですが、『音楽に合わせて』『跳び箱を跳んで』といった制限がつき、自分たちだけでは考えなかった新しい動きを要求されることで、身体を動かす楽しさの幅が広がっているように思います。
英語では、ネイティブの先生と子ども達が本当に楽しそうに笑っているところを御覧いただけたでしょうか。違う言語を話し、見た目も違い、年齢も違う大きな先生と小さな子ども達が友達同士のように笑いあえる。大人になってからでは、なかなかこうはいきません。大げさなことを言うようですが、異文化理解の第一歩です。
年長さんのかがくタイムは学研に委託しています。学研と言えば、私が小学生の頃には学研の「科学」と「学習」という大人気の月刊雑誌があり、業者が小学校まで売りに来ていました。私も親に頼んで「科学」を毎月買ってもらっていたのですが、楽しみにしていたのは付録の方で、夢中になって遊んだ記憶があります。学研の雑誌が優れていたところは、この付録がただ遊べるだけでなく、本誌中の関連ページとともに「教材」となっていたことです。話が長くなってしまいましたが、かがくタイムにも、この学研のノウハウが十分いかされているように思います。ただ面白い実験をするのではなく、最後に自分で書くプリントまでで一つの単元となっています。さらに、ご家庭に帰ってからお土産の教材を使ってお子様がご両親にお話しすることで、理解を深めることもできますので、是非、お子様の話を聞き、一緒に実験してみて下さい。
シュッシュッ
1月末から2月にかけて、年中さんは擬音をテーマにした活動に取り組んでいます。第1回でいろいろな擬音を考え、2回目では園児さんたちがそれぞれの擬音のイメージを思い思いに絵にしてみました。シュッシュッという擬音で液体せっけんのポンプや機関車、パタパタでうちわといった、なるほどと思える絵もありますが、一方でなぜこの擬音にこの絵?と考えてしまう絵もあり、何とも不思議な擬音の世界が広がっています。
餅好き
1月20日はお餅つきでした。今年も大勢の方々にご協力いただき、無事にたくさんのお餅が搗き上がりました。ありがとうございました。
園児さん達はあんこ入りとあんこなしを1つずつ持ち帰りましたが、保護者の皆様もご賞味いただけましたでしょうか。私もいただきましたが、やはり搗き立てのお餅は、伸し餅とはひと味違う特別なおいしさでした。
今年は餅米の価格がかなり高騰していたのですが、奮発して良い餅米を購入した甲斐がありました。
絵本紹介 くわのみ書房(tel&fax047(5642)6146)那須庸仁
ほら、トラがいる!(フィリップ・アーダ/文 デイヴィッド・メリング/絵 なかがわちひろ/訳 BL出版 2025年3月発行)
ペニーはおとうさんと地下鉄に乗りました。満員電車の中で、ペニーはしましまのしっぽを見つけます。
吊り革をつかまっている手は、どう見てもトラの前足です。おとうさんに「トラがいるよ」と伝えても、首を振るばかり。
大人は、いつだってそうです。困ったことに、肝心なことは見えていないのです。
電車の中にトラがいたら、それはきっと楽しい違いありません。この絵本に登場するペニーも、楽しかったその日のことをいつまでも忘れなかったようです。


